「Homey」さんは2002年に器のオンラインショップとして開店し、2009年から器と手作り雑貨を中心に実店舗をスタート。滋賀で14年目を迎える雑貨店です。今回は、Homeyの墨田さんにお話を伺いました。
日々忙しい中、ほっこりした気持ちになってもらいたいと思って「Homey」という名前を付けました。扱う商品は、ほっこりした気持ちになれるアイテムと私自身が使ってよかったと思える商品をセレクトしています。商品は、器、手づくり作家さんの雑貨、古道具、アンティークアクセサリーを取り揃えています。
人との出逢いを大切にしています。作家さんとお客さん、お客さん同士がつながったり談笑したりできる楽しい場所であればと思っています。
商品のセレクトについては、展示会などで仕入れるのではなく、お客さんや作家さんからの紹介や問い合わせいただいたメーカーさんの中でHomeyと合うなと思うブランドをお取り扱いさせていただいています。手作り作家さんは50名くらいとのお取引があり、お客さんから作家さんデビューをすることもあり、日々楽しく運営をしています。このように人と人とのつながりや出逢いはHomeyらしいほっこりした感じにつながっていると思います。
Homeyは手づくり雑貨やファッション雑貨を中心としたお店です。家音は古道具やアンティークアクセサリーのギャラリー、そして作家さんのPOPUPのイベントスペースとしても活用しています。Homeyとkaonで衣食住の提案が出来たらよいなぁと思っていて、洋服のPOPUPや着物のPOPUPなども開催しています。
NISIHIGUCHI KUTSUSHITAさんとの出会いは、事務のスタッフと妹がそれぞれ偶然同時期にプレゼントしてくれたことがあって、“はくひとおもい”というコンセプトや商品の良さでこれは取り扱いたいと思って連絡をしました。ちょうど12月の周年祭でPOPUPとしてスタートしてから定番でのお取り扱いに加え、年に2回受注会をさせていただいています。
まず、お店として衣食住を提案したいと思っていますので、靴下はとても大切だと思っています。そして、私自身が感じた靴下でも全然違うということをお客様に伝えてみるとお客様も大変喜んでくださって、たくさんの方がリピートで購入してくださっています。もうNISHIGUCHI KUTSUSHITAしか履けないというお客様も多数いらっしゃいます。
西口さんはいつもお店にとって近い存在だと感じています。お客様の要望などもフランクに話せる関係だし、大きくなってもお店に足を運んで話をしてくれる。海外にも進出されてますます忙しいかと思いますが、これからも個人のお店のことを考えてくれたり、フランクに付き合える関係であれば嬉しいと思っています。
私たちがおばあちゃんになってもほっこりした気分になれるお店を続けていきたいと思います。Homeyの繋がりを楽しんでくださる幅広い世代のお客様に加え、50-60代のグッドエイジのお客様が楽しめる場所でありたいと思っています。
最後に、今回お店に伺って私たちが作る“はくひとおもい”というコンセプトを持ったブランドがHomeyさんによってお客様に届き、そして暮らしに溶け込んでいることを改めて感じました。その上でブランドらしさをより磨いていければと思います。
本当にありがとうございました。
インタビュー/西口 功人
写真/中村 賢人